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さや管ヘッダー工法

読み方 :
さやかんへっだーこうほう

用語の解説

さや管ヘッダー工法とは、樹脂製のさや管の中に本来の給水管を通す、二重構造の配管工法のことです。
中の給水管も樹脂製なので錆びることがなく、軟らかくて曲げやすく、鋼管のように継ぎ手がいらないので、水漏れの危険性が少なくなります。
また、中の給水管が劣化した場合、抜き出して簡単に交換できるので、壁や天井などを壊す必要がありません。
ヘッダー工法とは、ヘッダーと呼ばれる給水・給湯を一元的に分配するユニットから、各水栓まで供給されることです。ヘッダーから各給水栓まで途中に分岐がないので、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水量変化が少なく、安定した給水、給湯量が得られます。
さや管ヘッダー工法は、さや管内部の空気層による断熱により、裸配管に比べて結露が起きにくく、給湯配管では保温効果が期待できます。また、内装工事後に内管を通すため、配管への釘打ちなど、他業種とのトラブルも低減できるなどのメリットがあります。

HOME'Sくんメモ

メンテナンス性に優れ、万一の水漏れなども比較的容易に修繕することができます。将来の給水・給湯管の増設にも対応する工法です。
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情報更新日:2007-08-21

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