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※掲載物件は、新築分譲マンションおよび完成後1年以上経過した未入居の分譲マンションとなります。
新築分譲マンション TOP > 購入者のリアル体験談 > Aさんご家族(東京都中央区・2LDK・4,150万円)の体験談
中央区内に新築マンションを購入したAさん夫妻。それまでは、船橋市内にある、ご主人の会社の社宅で暮らしていました。「安いけど、とにかく古くて…。しばらくは我慢してお金を溜めて、いつかはマイホームを購入しようと思っていました」。とは言っても、共働きだったこともあり、積極的に探していたわけではないというAさん。マンション購入を具体的に考え始めたきっかけは、船橋に新しくできるマンションのモデルルームだったそうです。「買い物に行ったら、その近くにモデルルームがあったので、ふらりと入ってみたんです。綺麗で広くて、とても快適そうでしたね」とご主人。購買意欲が膨らみ、本格的に探そうと思ったのだといいます。
初めて見たモデルルームの内容はとても良かったけれど、購入には至らなかったとAさん。購入するなら、やっぱり都内の物件がよかったといいます。「互いの実家が都内だったので、郊外だと不便になると思ったんです。それに、満員電車が苦手なんです(笑)。郊外だと都心よりも広い家に住めるかもしれないけれど、ラッシュが付き物ですよね。それなら、少しくらい狭くても電車が空いているほうがよくて」とご主人。また、郊外でも駅近の物件は意外と価格が高かったこともありました。「購入するとしたら、万が一のことを考えて転売や賃貸に出せる物件にしようと思いました。郊外でも駅から近い物件は都内とあまり変わらない価格だったので、それなら都内のほうが良いと思ったんです」。
また、都内のマンションが想定よりも安かったことも後押しになったとご主人。「都内でマンションを買うとなったら、5000〜6000万くらいすると思っていたんです。でも、ざっと調べたら4000万円台でも選択肢があることを知って。尚更、都内で探そうと思いましたね」。そんなとき、奥さんが勤めていた会社の関係で、新しくできるマンションの情報を知ったAさん。中央区内で最寄り駅から徒歩圏内という好立地ながら、低価格が魅力的でした。「仕事でいくつかマンションを見る機会があったんですが、このマンションは特に良いものでしたね。この立地でこの価格なら、絶対買いだと思ったんです」と奥さん。
さっそくモデルルームに足を運んだAさん夫妻。2回目の見学で予算と間取りを決め、具体的な購入手続きを進めました。「すべての部屋が抽選だったので、値段との折り合いを付けて、倍率が低そうな部屋を選びました」と奥さん。無事に当選して購入することができました。40階超のタワーマンションですが、Aさんが選んだのは中層階。もともとタワーマンションにこだわりがあったわけではなく、階数も低層階がよかったのだとか。「もしものとき、階段で登り降りできるほうがいいと思っていたんです。でも、このマンションは15階以上だと天井の高さが低層階より少し高くなるのと、今後マンションの近くに大きな道路ができるという計画を聞いて、ある程度の高さのほうがいいと思って中層階にしました」。
マイホーム購入に関して、マンション以外には検討しなかったというAさん。「物心ついてからずっとマンションに住んでいるので、戸建てに関して愛着や実感があんまりないんです」とご主人。安全面も考えてマンションを選んだといいます。また、共用施設が充実しているので、尚更そう実感するのだとか。「共用部分の掃除をしなくていいし、コンシェルジュも便利ですね。共用施設は頻繁に使っているわけではないんですけど、戸建てだと何から何まで自分でやらなくちゃいけないので、それを考えるとラクチンですよね」と奥さん。キッズルームや保育園のほか、病院やスーパーがマンションの敷地内にあるのも魅力的だったといいます。
購入してから竣工して、入居するまで2年半ほど待ったというAさん。モデルルームでの印象をご主人はこう振り返ります。「オプションが多くて豪華なイメージでしたね。購入後、実際に住む部屋を見たときは、比較対照物が何もなくて、意外と狭いなと思ったんです」。オプションや家具が入っているモデルルームを見ていたため、本当に何もない空間だと感じたといいます。「模型や映像を見るのは楽しかったんですが、基礎工事も始まる前で更地の状態だったんです。こんな状態で家を買うのか…とは思いましたね(笑)。購入後、少しずつ出来ていく建物を見て、徐々に実感が湧きました」。
仕事柄、物件や間取りに関しては奥さんがリードしてきたAさんですが、お金関係はご主人が担当。ローンについては、本やネットで情報を集めるほか、会社の住宅ローン相談にも通ったそうです。「竣工まで2年半あって、それまでに決めればよかったのでじっくり悩みました。購入した知り合いに聞いたりして、納得がいく形で決められたのがよかったですね」。また、思いのほか諸経費が掛かったとご主人。「多少は要ると思っていたんですが、結構掛かりましたね。頭金と分けて、ある程度余裕を持って用意したほうがいいと思いましたね」。
2008年2月、新居に引越しをしたAさん。2010年7月にはお子さんが生まれる予定です。休日には、近所へ買い物に行ったり、お気に入りの店で食事をしたりと、新しい生活を楽しんでいるようです。「ここは、もともと埋立地なのであまり歴史がないところなんです。でも、下町が近いので、ちょっと足を延ばせば歴史が残る街に行かれるのがいいですね。その距離感も気に入っています」と奥さん。少しずつ変わっていく家族の暮らしと形、そして、変化しながらも育っていく家。これからがますます楽しみですね。
取材日:2010年3月28日 文:結城歩