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※掲載物件は、新築分譲マンションおよび完成後1年以上経過した未入居の分譲マンションとなります。
新築分譲マンション TOP > 購入者のリアル体験談 > Mさんご家族(茨城県守谷市・3LDK・2,280万円)の体験談
別々に一人暮らしをしていたMさんご夫妻。結婚を機に賃貸マンションで一緒に暮らし始めますが、1年足らずでマンション購入に踏み切ったと言います。「前のところは月々の家賃に加え、駐車場代がかかったので単純にもったいないなと。それにいずれは子どもを持ちたいという希望もありましたし」。2人がそれぞれ職場に通いやすいことを考え、エリアは東武伊勢崎線かつくばエクスプレス沿線のどちらかと的を絞り、情報収集を始めました。
資料請求は約10件。実際に見に行くのは竣工物件だけと、やみくもにモデルルームへ足を運ぶことはしなかったとMさん。「モデルルームに行くと激しい営業に合いそうな気がして抵抗があったんです。実際にはそんなことはなかったんですけど……。それと1カ所行くと大体2〜3時間かかるので、1日に3軒とか回るとぐったりしちゃうんですよね。あと、建物はできている方がやっぱりイメージがわきやすいし、金額もはっきりしているので竣工物件だけを選んで見学に行きました」。
「住所が茨城県になるというのは正直、少し迷いました。北関東かーって(笑)。でも始発駅なので朝もほぼ座って通勤できること、それから比較的物価が安いことが決め手になりました。ここよりひとつ手前の駅は千葉県なんですけど、もうそれだけで価格がグンと上がっちゃうんですね。それなら茨城県でも生活利便が良くて価格が安い方がいいかって」。夏にはマンションの網戸にカブトムシがとまっていたと笑うMさん。2010年6月にはお子さんが生まれることもあり、今となってはベストな選択だったと振り返ります。
範囲を絞ったエリア設定と、すでに建っている物件の中から選ぶという探し方をした結果、スムーズに理想のマンションが見つかったというMさん。50万円ほどあった貯金を頭金に購入の手続きをしようとしたところ、初期費用がかかることに驚きます。「マンションを買うとき、手付金や契約印紙税などの諸費用がかかるって全然知らなくて……。しかも現金として用意しておかなくてはいけなかったらしくて慌てました」。けれども、頭金はゼロでもマンションは買えると聞き、頭金として蓄えていた費用をそのまま初期費用へ充て、無事に手続きを済ませたと言います。
転売の予定はなく、長く住むことが前提というMさん。これから住むエリアについても入念に下調べを行いました。「細いことですけど水道代とか電気代って市によって違うんです。たとえば人口が増えている地域だと財政が潤うので水道代が安くなるとか。マンションの価格も大事ですけど、一生払っていくって考えたらこういう地域のこともある程度把握しておくことは必要だなと思って」。市や水道局のホームページはもちろん、近隣の小学校の教育設備まで調べたと言います。「新しいとか古いとかで決めるわけじゃないんですけど、パソコンとかの施設が整っているところが良かったというのはありますね」。
「猫を飼えるようになったことですね。賃貸だとなかなかペット可のところが少ないので。あと、これは入ってから気づいたことですが、コンシェルジュデスクがあって、大きな組み立て家具を買ったときなど、台車や工具を貸してもらえるんです。こういうたまにしか使わないものを借りられるのは本当に便利。それとバーベキュー設備がある敷地内公園とか、絵本がたくさんあるキッズルームとか、共用スペースが充実しているのも気に入っています。共用施設が充実していることはマンションを買う決め手になったわけではないけれど、入居してからその良さに気付きましたね」。
「初期費用のことを知らなくて慌てたのはありましたけど、あまり頭でっかちに頭金がないから……って躊躇しなくて良いと思います。気になる! と思ったら自分の感覚を信じて行動するのもアリかと。それから不動産会社に行って発見だったのが、自分たちがいくらくらいの価格のマンションを買えるか、お金関係のシミュレーションができたこと。自分で金利とか毎月払える額とかを入力すると、総額の費用を見ることができるシミュレーションが用意されていました。すぐにマンションは買わなくても、お金のことを知っておくのは無駄にならないから、気になる物件があったらあまり怖がらずに見に行くのも良いと思います」。
念願だった猫との暮らしに加え、初夏には出産も控えるMさん。当初は茨城という場所に多少の迷いはあったものの、自然にあふれ、教育環境も整ったこの街に、今ではすっかり満足しているようです。近所に「カブトムシやクワガタがいっぱいいるんです!」と嬉しそうに話すご主人の横で、幸せに満ちあふれた笑顔を見せてくれた奥さま。これからはじまる家族3人+1匹のにぎやかな暮らしが本当に楽しみですね。
取材日:2010年3月22日 文:濱田和美