LIFULL HOME'Sトップ > マンション > 新築マンション > HOME'Sくんレポート 二子玉川ライズ タワー&レジデンス編
再開発まっただなかな雰囲気の東急田園都市線 二子玉川駅周辺。
東口から歩いてまもなく、凛とした美しさを放つのが「二子玉川ライズ タワー&レジデンス インフォメーションサロン」。ちょっとした“近寄りがたさ”も感じるけれど、これはもうすごい体験が待っているんだろうなぁと、思わせるたたずまい。
建物に入ってきっと驚くのが、エントランスラウンジの広さと明るさ。
計算され尽くされた感のある家具の配置と照明、壁一面の鏡は、
これから始まる見学の期待感を盛り上げる。
実際の建物・・ではありません。なんと高さ4メートルに及ぶ模型。 |
約50人が入るという、シアタールーム。ふんわりと良い香りが漂う、粋なサービスがされている。 |
模型ルームでは、建物の夜景バージョンも見もの。多摩川のほとりに佇む宝石箱のような外観が、確認できます。 |
このマンションのプロジェクトのマネージャーに表彰状と記念品を授与。
表彰式のあとには、模型ルームを見てまわりました。
模型が回転しながら該当箇所が点灯し、ランドプランや構造の説明をしてくれます。
説明ナレーションの後には、ちょっと驚く演出もされるのでぜひ現地で体感してみて!
かつては、遊園地やいぬたま、ねこたまなどのレジャー施設があった二子玉川。
駅の西側は玉川高島屋SCの開店により、華やかな賑わいが訪れました。
東側に目を向けると、古い木造家屋が立ち並び道の狭さが問題になっていたそう。
再開発の鼓動が聞こえ始めたのは、昭和62年。「二子玉川東地区再開発準備組合」が設立され、再開発に向けての準備が始まる。その後、平成17年に「二子玉川東地区市街地再開発組合」の設立により再開発は本格的に動き始めた。その間、25年。
ふと我にかえってみる。これは「開発」なのかしらと。
なんだか、このひとことで言い表わすには抱えきれないほどのたくさんの人たちの想いと時間。単なる「街づくり」というコトバで終わるはずもなく、とにかく出来上がりを見たら出てくるだろうため息が全てを表現してくれるのかも、とも思う。
言わずと知れた、イギリス出身のサー・テレンス・コンランによるデザイン集団。
今回は数社のコンペにより選ばれたというから、そのコンペ自体のレベルの高さが窺い知れるというもの。コンランが残してきた作品の秀逸さはさまざまに語られているから、この場では割愛。1つだけ書いておきたいのは、駅から住まいまでを「リボンストリート」と銘打って道のデザインをしたこと。ゆるやかな坂道と曲線をゆらゆらと結ぶ「赤いリボ ン」。毎日の行き来もわくわくしてくると思いませんか?!
日本で行われている「再開発事業」「まちづくり」といったプロジェクトのメンバーに「ria」の文字を見ることは多いかもしれない。天王洲アイルや神戸の震災復興など、手がける事業が世間に与えるインパクトは大きい。「二子玉川東地区市街地再開発組合」がパートナーとして選んだのは、こんな まちづくりのエキスパート集団。
「上質な」生活を送っていくために必要な、たとえば オーナーのセンスが光ってるリネンショップや家具屋さん、こだわりを持ったシェフが腕を振るうおいしいレストラン・・・といったものは、おそらく二子玉川で全部揃う。
人気のある街だから、交通量もそれなりに多いし、人も多い。
かといって、アグレッシブでざわめきが止まらないという訳ではなく、あくまで印象は「上品」。
この絶妙なバランスを保っているのは「多摩川」があるから。
排気ガスや人いきれなど、あんまり感じたくないものをぎゅうっと包み込んでくれるし、澄んだ朝の空気の中でウォーキング、なんてことも可能にしてくれる、頼もしい存在。
自然のすばらしさ、とは きっとこういうこと。
このモデルルームには「壁の仕切り」があまりない。
デザイナーのこだわりは、住んでいる人たちがお互いの気配を感じるような空間であること。書棚などの家具で部屋と部屋が仕切られていて、
たとえば家族が増えたら書棚を動かして部屋をつなげられる、
という応用のきく間取りが魅力的。
これが「コンラン&パートナーズ」のこだわり。
バルコニーの壁部分をシルバーに塗り、ガラスで覆う。
真っ白な柱もあいまって、陽の光をうけて遠くから見るときらきら光る「宝石箱」になるというわけ。
施工段階でひと手間かけることによって起こる時間やコストの問題もあるんだろうと、深読みもするけれど、浮かんだイメージを貫くデザイナー集団と、その希望を受け入れる太っ腹な売主さんというパートナーシップは、ちょっとステキに思える。
「家族収納」を中心にしたちょっと珍しい間取りのこのモデルルーム。
「見せる収納」のインテリアは勉強になる。要は、日常で使うモノの選び方なのかも。自分たちの目に美しく映るモノを選び取って、丁寧に使っていく→これらを無理なく収納する。こんなサイクルが、美しいインテリアを生むのだと思う。そんなことを考えさせられるステキなモデルルーム。
デザイナーのこだわりは「フォーマルさと心地よさの同居」。
なるほど、寝室やキッチンは比較的シンプル、リビング・ダイニングはゴージャスに誂えられている。これらをつなぐのは、長い廊下。
できるだけ視線を長く取れるように構成された空間は、ぜいたくなつくり。
上層階に住むことの特典!
空に近いこと。開放感がすごいこと。そして、もちろん眺めが抜群だということ。
多摩川の静かな夜景の奥の方でキラキラ光る温かい家庭の灯りを見たり、たまに姿を見せてくれる富士山を見つけたり・・・。街自体が進化していくから、住んでいくほどに新しい発見がありそうな眺望環境を思いっきり享受したい!
インフォメーションサロンの作り出す「上質な」空間の一端を担うのが、表情豊かな館内サインの数々。これら1つ1つの、細やかな気配りが行き届いたデザインは、小さな存在ながらもその場の雰囲気を変え、より魅力的な空間にしている。
現場の隣にあるインフォメーションサロンだけれど、工事現場にありがちな殺伐とした雰囲気はない。
たとえば、電車から見える外観夜景や、反対側の多摩川沿いから見る真昼の明るいインフォメーションサロン・・・など、その建物が持つバランス感覚やライティングの秀逸さが合わさって、どこから見ても「絵になる」、そんなインフォメーションサロン。
この世界観、好きなヒトは多いはず!!
インフォメーションサロンをあとにして思うこと。
スタッフの皆さんの礼儀正しさとか、本当に人を喜ばせようとしてる素直な笑顔とか、隅々まで手を抜かない空間デザインとか。
でも、こういう目に見える部分だけではもちろん無くて、確固とした基礎があって、それが垣間見えるからこそ多くの人を惹きつけているんだと思う。これは長い年月をかけて鍛え上げられてきたもの。簡単には作り上げられない価値。インフォメーションサロンで、それを覗いてみるだけでも行く価値アリです。
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